今日は、訪問介護で実際に行われた事例を紹介します。
要介護5、生活動作のすべてに声かけや、援助の必要な利用者様です。
自宅でのシャワー浴介助を週三回行っており、利用者様は麻痺もあり、立位は支えることでどうにか保持できる状態でした。
援助に入るうちに、利用者様を転倒させないように…と、いろいろな力みが入り、ヘルパーも腰痛が出たり、全身の疲労感が強くなってきた為、管理者へ相談し、実際の訪問サービスの中で技術指導を受けました。
移乗時に注意するポイントや車いすの位置、利用者様の身体の動かしかたのポイント、多角的な視点で援助を行う事で、利用者様も、スムーズな安定したサービスを受け、いつもよりリラックスして、表情もやわらかくなっていました。
援助後、ヘルパーは腰の痛みや、全身の疲労感を感じないことに、とても驚き感動しました。
訪問介護は一人で援助するので、こまめに相談、技術面での確認があれば、すぐに対処することが大切だなと感じる出来事でした!