「長期臥床による、腸蠕動の低下と便秘。」難しい言葉ですが、介護の仕事をしていくなかで、お通じのことは常に意識して取り組むものです。
利用者さまが、生活の中で運動量が減り、便秘になることもよくあります。
今回は食事に制限がなく、同居のご主人が調理、食材の購入は娘さんと、役割がわかれているケースに関わった事例を紹介します。
その利用者様は、食事の制限もないため、簡単で日常的に取り入れやすいメモを作成してみました。
訪問時には、本人様やご家族様に、口頭でメニューや食材の確認をしていきます。
昨日、訪問したときには「焼き芋食べたからだはず、便が出てる(笑)」と、笑っていらっしゃいました。水分摂取は普段から積極的にされている利用者様なので、効果が早かったのかもしれません。
介護スタッフとして、楽しみながら食事メニューのご提案をした結果、本人様やご家族さまがすぐに取り入れて下さり、実践していただけて嬉しいことと、効果がでたことに共感できたことも喜びです。
これからも、利用者様の様子をよく観察し、できることから、少しずつお通じのコントロールをお手伝いしていきたいと思います。